驛「譎「�ス�。驛「譏懶スケ譁溽、シ�ケ譎「�ス�シ驛「�ァ陋幢スオ邵コ蟶キ�ケ�ァ��ュ驛「謠�郢摎 財団法人日本ユニセフ協会
緊急支援情報
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ハイチ地震緊急・復興支援募金
2010/12/22
第69報
ハイチの子どもたちからクリスマスカードが届きました
2010/12/6
第68報
コレラが猛威を振るう中、人々に“やすらぎ”を与える場所
2010/11/23
第67報
コレラから人々の命を守る広報・啓発キャンペーン
2010/11/18
第66報
コレラの流行で 国連が緊急アピールを発表
2010/11/10
第65報
拡大するコレラ感染
2010/11/5
第64報
震災とコレラとハリケーン:24時間体制で続くユニセフの支援活動
2010/11/4
第63報
仮設の隔離病棟を設置−;コレラ感染の拡大防止へ
2010/10/25
第62報
首都に迫るコレラ感染
2010/10/22
第61報
コレラ感染が拡大
2010/10/20
第60報
人身取引の脅威に晒される子どもたち
2010/10/5
第59報
新学期が始まったハイチ
2010/9/30
第58報
アンソニー・レーク事務局長 被災地を視察
2010/9/29
第57報
子どもたちの心を癒すスポーツ
2010/9/14
第56報
若者の参加
2010/8/31
第55報
貧困サイクルを打ち破る教育支援
2010/7/15
第54報
ユニセフ親善大使 リオネル・メッシ選手 被災地を訪問
2010/7/15
第53報
ハイチ地震から半年 ユニセフ最新レポート発表
2010/7/9
第52報
ハイチ地震から6ヵ月 キム・ヨナ選手がスペシャルメッセージ
2010/6/30
第51報
HIV/エイズの脅威から、お母さんと子どもたちを守るために
2010/6/21
第50報
震災後のハイチ子どもたちの声が復興計画に取り上げられました
2010/6/15
第49報
離れ離れになった子どもたちのためのコールセンター
2010/5/21
第48報
子どもたちを守る「子どもに優しい空間」
2010/5/14
第47報
子どもたちの希望をつなぐ学校−;ジュディスさんの場合
2010/4/13
第46報
ハイチ地震から90日−;ユニセフ、最新レポート発表
2010/4/9
第45報
地震発生から3ヵ月 ハイチを“子どもにふさわしい国”に!
2010/4/6
第44報
子どもたちが安心できる場所
2010/3/31
第43報
「素晴らしい日になるはず!」 学校に戻れる日を待ちわびる子どもたち
2010/3/30
第42報
ハイチ支援国会合を前に ユニセフ、国際NGOと共同声明を発表 「ハイチを、子どもや若者にふさわしい国に」
2010/3/29
第41報
普段の生活を取り戻したい・・・「生き埋め」から生還した17歳の女の子の声
2010/3/24
第40報
家族との再会事業
2010/3/15
第39報
希望をもたらすテント学校
2010/3/9
第38報
子どもたちを支援の「真ん中」に
2010/3/4
第37報
ユニセフ広報官からの報告
2010/3/2
第36報
地震が奪ったもう一つの命綱
2010/2/26
第35報
震源地近く、山岳地帯の被災者にも安全な飲料水を
2010/2/24
第34報
首都以外の被災地で実施される水と衛生に関する支援
2010/2/22
第33報
衛生施設の設置活動に若者が活躍
2010/2/23
第32報
日本政府、ハイチの予防接種強化に1億8,300万円(200万ドル)の無償資金協力
2010/2/19
第31報
父親の物語
2010/2/18
第30報
安心して母乳を与えるために設置された「赤ちゃんに優しいテント」
2010/2/17
第29報
テントの学校で勉強を再開する子どもたち
2010/2/12
第28報
震災から1ヵ月
2010/2/10
第27報
「赤ちゃんに優しい」避難テントの設置
2010/2/9
第26報
子どもたちに届けられた支援物資
2010/2/8
第25報
全ての子どもたちに必要な支援を−;物流部門での活動も拡充
2010/2/5
第24報
アン・ベネマン事務局長 被災地を訪問 見え始めた復興への兆しと課題
2010/2/1
第23報
カメラマンからの報告
2010/2/3
第22報
大規模な予防接種キャンペーンをスタート
2010/2/1
第21報
ユニセフスタッフの活動報告
2010/2/1
第20報
ユニセフの支援は、ドミニカ共和国に逃れた被災者にも
2010/2/2
第19報
ユニセフ親善大使(英国ユニセフ協会) ユアン・マクレガーさんからのメッセージ
2010/01/29
第18報
身寄りの無い子どもの発見と保護、家族の発見に全力を尽すユニセフ
2010/01/28
第17報
ユニセフ 支援物資輸送上の障害を徐々に克服
2010/01/27
第16報
ユニセフ 60万人分の予防接種キャンペーンを準備
2010/01/26
第15報
被災地各所に設置される「巨大な水枕」
2010/01/25
第14報
現地のボランティアの人々と共に子どもたちを守る
2010/01/21
第13報
病院での治療を求めて国境を越える子どもたち
2010/01/21
第12報
100人を超えるアーティストが、ハイチ支援を呼びかける MTV 『Hope for Haiti Now』
2010/01/20
第11報
二つの大きな障害の克服に全力をあげるユニセフ
2010/01/20
第10報
求められる「子どもたちの視点」 ユニセフ、空港で不法な国外連れ去りを監視 ユニセフ広報官からの報告
2010/01/19
第9報
栄養不良、病気、人身売買、性的搾取 深刻な心の傷を受けた子どもたちに迫る危機
2010/01/19
第8報
遺体の中で、助けを求めることも出来ない子どもたち ユニセフ広報官の報告
2010/01/18
第7報
水と衛生の分野を最優先に 現地時間18日までの主な活動
2010/01/17
第6報
子どもたちの健康と安全を守るための支援
2010/01/15
第5報
ユニセフ 1500万ドルの支援を要請 日本ユニセフ協会、50万ドルの緊急拠出を決定 日本政府もユニセフを通じた支援を準備
2010/01/15
第4報
陸・海・空路で、緊急支援物資が被災地に到着
2010/01/14
第3報
ユニセフ 支援物資の配布と空輸を開始 日本ユニセフ協会 緊急募金の受付をスタート
2010/01/14
第2報
ハイチ大地震—;最貧国の子どもたちが犠牲に
2010/01/13
第1報
ハイチでM7.0の大地震が発生−;ユニセフの対応
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ハイチ地震緊急・復興支援募金 第10報
求められる「子どもたちの視点」
ユニセフ、空港で不法な国外連れ去りを監視
ユニセフ広報官からの報告

【2010年1月20日 ハイチ・ポルトープランス発】

1月13日に現地入りしたユニセフ広報官タマール・ハーンが、19日、被災地の様子を次のように伝えてきました。

世界の最貧国の一つを、世界で最も大きな人道支援が必要な現場に変えてしまった大地震が発生してから1週間。被災された方々への支援。時間との競争が続いています。

水や食糧、衛生用品など、人々の命を守るための支援物資は、日々被災地に届き、その量も増えてきています。しかし、まだまだ問題は山積しています。

少なくとも数百、ひょっとすると数千にものぼると思われる人々が、スーツケースや紐で縛った身の回りのものを頭の上に載せて、首都のポルトープランスを離れはじめました。しかし、その一方で、市内の公園や学校、ゴルフコースにまで“出来た”避難キャンプでは、まだ多くの被災者が支援を待ち続けています。

力強く生きている被災者
© UNICEF/NYHQ2010-0044
震災で傷を負い、空港近くの仮設病院に担ぎ込まれた女の子。家族の消息はわかっていない。

こうしたキャンプでは、人々が生き延びるために、懸命の努力をしています。ある男性は、ジェネレーターを持ち込み、何百台もの携帯電話の充電をしていました。ある女性は、なんとか手に入れてきた食べ物を、焚き火で調理しています。キャンプによっては、被災者が「委員会」を作り、みんなが生き延びるために、それぞれの役割などを分担するようにしはじめています。

略奪や暴力が発生している場所もあります。しかし、私がこの目で見たのは、被災者の方々が、この途方もない状況の中で力強く生きている姿でした。

こちらでは、支援物資を運ぶトラックの燃料が入手しにくくなっています。それにもかかわらず、ユニセフは、今日、140台のトラックで給水活動を実施。14万人の被災者に安全な飲料水を提供しました。また、40人の子どもを保護している孤児院にも支援物資を提供。この施設では、まもなく、さらに50人の子どもたちが保護される予定です。

家族と離れ離れになってしまった子どもたちを保護する活動も始まっています。ただ町の中を歩き回るだけでも大変な状況の中で、これは大変時間が掛かる活動です。しかし、少しずつ状況が明るみになってきたようで、ユニセフは、家族の発見などの活動を間もなく開始する予定です。これまでに発見された、こうした状況の子どもたち約900人は、ユニセフが設置している一時保護センターで保護される予定です。

子どもたちの視点に立って
© UNICEF/NYHQ2010-0045
ポルトープランスの孤児院で保護されている子どもたちと話すユニセフ・ハイチ事務所のスタッフ。この日、ユニセフは、この孤児院に飲料水720リットルを届けしました。

私は、家族と離れ離れになった7歳のショーンちゃんと2歳の名前のわからない女の子と先週出会った仮設病院を再び訪ねました。今回は、ユニセフの子どもの保護の専門家ナディン・ペラウルも一緒です。私たちは、この二人の子と、9歳のサンディちゃん、そして6歳のメドシェちゃんの4人の子どもたちを、ユニセフが設置した一時保護センターに連れて行くつもりでした。しかし、仮設病院の医師たちによれば、ショーンちゃんと女の赤ちゃんの傷はまだ癒えていないので、今暫く入院を続けることが必要だとのことでした。

ショーンちゃんとサンディちゃんは直ぐに仲良しになり、その病院で治療を受けていた15歳の子どものお母さんが、この名前がわからない女の子の赤ちゃんの母親役をかってでてくれていました。

この様子を見て、2人だけセンターに連れて行くよりも、4人一緒に連れて行った方が良いと判断した私たちは、あと2日ほど、この子たちを仮設病院の一角の医師や看護師たちが寝泊りしている場所のすぐ隣で過ごさせることにしました。こうすれば、万が一の時も医師たちが対応してくれますし、何よりも、何者かによって国外に連れさられたりする心配がありません。

不法な養子縁組は、今回の地震が発生する前からハイチで問題になっていました。大地震が発生し、国中が混乱に置かれている中、ハイチの子どもたちが不法に海外に連れ去られる可能性が高まっています。

養子縁組も、親を失った子どもたちにとって良い「解決策」の一つです。しかし、今のハイチの現状を考えたとき、多くの人々が行方不明になった自分の子どもや親戚の子どもを捜していると考えられます。子どもたちの不法な国外連れ去りを防ぐために、ユニセフは2人の専門家を、空港に派遣しました。

「家に帰りたいの」
© UNICEF/NYHQ2010-0051
ポルトープランスの空港近くに設置された仮設病院で、ボランティアと話すマリエーヨラインちゃん(9歳)

腕の骨を折ったマリエーヨラインちゃん(9歳)も、昨日この病院にやってきました。親や家族と離れ離れになってしまった子どもたちをどのように支援すべきか?彼女のケースは、それを最も明快に私たちに教えてくれました。

ハイチには、貧困を理由に、親戚や第3者の家庭に出されてしまった子どもたちが20万人ほどいるとみられています。子どもたちに少しでも良い人生を送って欲しいという願いから行われているこの習慣。しかしながら、多くの子どもたちは、奴隷のように家事をさせられ、学校にも通わせてもらえず、暴力や虐待に遭っています。

そんな子どもたちの一人だったマリエーヨラインちゃんは、地震が起こった時、外に水汲みに出ていました。落ちてきたコンクリート片で腕を折った彼女を、「家族」はこの病院に置き去りにしてしまいました。今、彼女が私たちに求めているのは、彼女が生まれた南部の村に彼女を連れて行くことだけです。

「お母さんは死んでしまったの。でも、お父さんはまだ生きていると思うわ。もしそこに連れて行ってくれれば、どこが私の家かも教えてあげられる。とにかく、家に帰りたいの。」


「ハイチ地震復興支援募金」は2013年9月1日をもって受付を終了いたしました。
皆様のご協力によって、これまでにユニセフハイチ事務所に送金できた額は
2,447万5,223ドル(21億6,536万9,408円)にのぼりました。
皆様の温かいご支援に心から御礼申し上げます。

ハイチ地震復興支援募金 受付終了について »



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◇ 自然災害緊急募金のご案内 ◇

ユニセフは、世界各地で発生している洪水や地震などの自然災害の被災者のために、緊急・復興支援活動を行っています。日本ユニセフ協会では、ユニセフが各地で実施する自然災害への緊急・復興支援活動を迅速に支援するため、自然災害緊急募金を受け付けています。
皆様のご協力をお願い申し上げます。


自然災害緊急募金
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口座名義:公益財団法人 日本ユニセフ協会
*通信欄に「自然災害」と明記願います。
*窓口での振り込みの場合は、送金手数料が免除されます。
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*公益財団法人 日本ユニセフ協会への寄付金には、特定公益増進法人への寄付として、所得税、相続税、法人税の税制上の優遇措置があります。また一部の自治体では、個人住民税の寄付金控除の対象となります。

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