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日本ユニセフ協会
 



東日本大震災緊急募金
井内保育所(石巻市) 落成式
アグネス大使 歌や読み聞かせで子どもたちと交流

【2012年8月24日 宮城・石巻発】

日本ユニセフ協会は、地震および津波により被災した岩手県・宮城県・福島県の自治体からの要請を受け、保育園や幼稚園の園舎、学童保育施設等の建設や大規模な修繕のための支援を実施しています。

石巻市立井内保育所は、2011年3月11日の大震災以前に園舎に耐震補強パネルを設置していましたが、震災によって使用危険と判断され閉所。同年4月18日より稲井幼稚園の園舎の一部を借りて保育を行っていました。

同保育所の再建にあたり、再度補強するよりも建て替えた方が、費用対効果が高く、新築されれば周辺地域からの通所希望者も増える可能性が高いことから、石巻市は日本ユニセフ協会に園舎再建の支援を要請し、2011年5月に支援が決定。

約1年2ヵ月の準備・設計・建設作業を経て、木造平屋建の新園舎が完成。7月14日(土)、同保育所に通う落成式が行われました。現在、85名の子どもたちが元気に登園しています。

8月下旬、アグネス・チャン日本ユニセフ協会大使が井内幼稚園を訪問。限られた時間の中で子どもたち一人ひとりに声をかけ、子どもたちの元気な様子を視察しました。子どもたちから「幼稚園をたててくれてありがとう」のお礼のことばとメッセージボード、また、歌とダンスが披露されました。 アグネス大使は、「みなさんにお会いできてとても嬉しいです。みなさんががんばってくれて、この園舎ができました。みなさんの笑顔を見ていると私たちも元気になります。どうぞたくさんの思い出をつくってください」と、子どもたちにメッセージを送りました。

また、石巻市北村悦朗副市長より、次のように挨拶をいただきました。「この新しい園舎で、楽しく明るく、お友達をたくさんつくって、元気に活動してください。日本ユニセフ協会さんには本当にお世話になりました。改めて御礼を申し上げます」

日本ユニセフ協会では、園の先生方、保護者の方、子どもたちの要望を取り入れながら幼稚園・保育園再建支援プロジェクトを進めています。

 

写真クレジット全て:© 日本ユニセフ協会

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