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東日本大震災緊急募金 第139報
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© 日本ユニセフ協会 |
*写真はイメージです |
昨年12月中旬、厚生労働省はインフルエンザの流行期に入ったことを発表しました。今月に入って、東日本大震災被災地域でも幼稚園や保育園が休園になるなど、本格的な流行が見られるようになっています。インフルエンザの流行はまだしばらく続くものと考えられ、発症を抑えたり重症化を防ぐ効果のあるインフルエンザワクチンの接種が、引き続き推奨されます。
日本ユニセフ協会は、昨年10月、東日本大震災で被災した岩手、宮城、福島各県沿岸部の29市町村の子どもたちを対象としたインフルエンザ予防接種の支援を決定し、各地で実施されているインフルエンザ予防接種活動において、市町の保健当局等を通じ、接種1回あたり2000円の助成を行なっています。助成の対象は、下記自治体の生後6ヶ月から中学生までの約16万人です。
岩手県 | 宮古、山田、大槌、釜石、大船渡、陸前高田、住田、岩泉、田野畑 |
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宮城県 | 気仙沼、南三陸、女川、石巻、東松島、亘理、山元 |
福島県 | 新地、相馬、南相馬、いわき、双葉、 広野、 楢葉、 富岡、 川内、大熊、浪江、葛尾、飯舘 |
※助成手続きの詳細は自治体によって異なりますが、原則、インフルエンザ予防接種を申し込めば、日本ユニセフ協会からの助成分を差し引いた金額が受診者に請求されます。
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各地の広報誌等でも、インフルエンザワクチン予防接種が呼びかけられている |
また、日本ユニセフ協会では、正しい手洗いの普及・促進のためのツール(「世界手洗いダンス」DVD、ポスター、リーフレット)を制作し、正しい手洗いによる感染症予防も呼びかけています。