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ユニセフ親善大使 第1号 ダニー・ケイさんの生誕100年を祝う【2013年1月17日 米国】
今日(2013年1月18日)、ダニー・ケイさんの生誕100年を迎えました。ユニセフファミリーは、この第1号のユニセフ親善大使を、懐かしく思い出しています。 米国のエンターテイナーとして活躍していたダニー・ケイさんは、33年間にわたり、ユニセフが初めて任命した親善大使として、世界中で活動してくださいました。ラジオ、映画、テレビ、劇場での彼の喜劇的なパフォーマンスは良く知られています。また、独特のセンスと熱心さをユニセフの活動にも捧げたダニー・ケイさんは、その名声を生かし、多くの人々にユニセフの活動を伝え、支援を訴えてくださいました。 しかしながら、彼が何世代もの人々から敬愛されてやまなかったのは、どこへいっても嬉々として子どもたちと交流したからです。子どもが非常に喜ぶのは、ケイさんが、子どもたちと鼻を突き合わせて挨拶したり、面白い音を出したり、床をはって歩いたり、一緒に踊ったりしたことでした。 ケイさんの揺るぎないサポートと、ユニセフ親善大使としての活動は、1987年に永眠するまで続きました。彼のこの姿勢は、後に続く多くのユニセフ親善大使に受け継がれています。 彼の生誕100周年を祝い、娘のディナ・ケイさんが、次のようなメッセージを寄せてくださいました。
ダニー・ケイ 生誕100年にあたり 1月18日 娘のディナ・ケイより 本日、私の父、ダニー・ケイの生誕100年を迎えました。父は、1954年、世界の子どもたちのために、第一号となるユニセフ親善大使に任命されました。 父はハリウッド、ブロードウェイ、テレビ、舞台で伝説的な成功を収めましたが、父は、ユニセフとの仕事が、最もやりがいのある仕事だとよく話していました。彼の子どもを助けるという信念は、子どもは、世界で最も弱い立場にあるという考えに基づいていました。「子どもが健康で、守られ、教育を受けていたら、」「こうした子どもは、おとなになってもっと力を発揮するに違いないし、もしかしたら、世界をもっとよりよい場所にさせてくれるはずだよ」父はこう話していました。
父のユニセフ親善大使としての活動は、アフリカからインドまで世界中に及びました。父にとって、言葉の壁といったような障害はありませんでした。父の言葉は、愛と笑い声でした。父は、本能的に子どもと接していたのです。父は次のように語っていました。「子どもは、世界中同じです」「違う文化を持っているかもしれませんが、痛みや笑いは共通のものなのです」 父は、いつも全力を尽くしていました。生前の父の様子を撮った短いこの映像は、恐らくみなさんを励まし、みなさんも全力を尽くそうと思っていただけることでしょう。 |