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財団法人日本ユニセフ協会
 



シリア緊急募金 第79報
28人が空爆の犠牲に
ユニセフ 子どもを標的にした攻撃を強く非難

【2013年12月16日 ヨルダン・アンマン発】

アレッポの路地に立つシリア難民の男の子。
(写真はイメージです。撮影:2012年9月)

シリア北部アレッポの空爆で、28人にものぼる子どもが犠牲になったようだと伝える報道に接し、ユニセフは強いショックを受けています。

報道によると、15日にシリア北部のアレッポ市内で行われた空爆では、ヘリコプターから落とされた手製の爆弾で、少なくとも14人から28人の子どもたちが命を落としたとみられています。

大量殺戮のために用いられる武器や、あるいは他のどのような手段であっても、今回のように子どもが(結果的にでさえ)標的になるような事態は、絶対に許されるものではありません。

ユニセフはこれまでも、全ての紛争当事者に対し、国際人道法の下で子どもを含むすべての市民が武力による暴力から守られるよう繰り返し訴えてきました。今日またここに、全ての紛争当事者に、国際人道法の順守を強く訴えます。

■参考情報 (2013年12月11日時点)

  • シリア危機に巻き込まれている人々の数は、シリア国内で930万人(うち、子どもは427万8,000人)、シリア国外では229万6152人(うち、子どもは120万7,706人)。
  • ユニセフは先週から、シリアと周辺国計7ヶ国において、中東地域で過去最大規模の予防接種キャンペーンを実施しています。今後数カ月間にわたり、2,300万を超える子どもたちに予防接種が届けられます。ユニセフは、予防接種実施に必要な、6ヶ月間の戦闘停止を強く求めてきました。

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