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ユニセフ協会からのお知らせ

5月10日は母の日
母と子の悲劇をなくすために

Unite for Mother

UNITE FOR NOTHERS
THIS MOTHERS DAY

5月10日は母の日。世界中で、お母さん方の日頃の労をねぎらい、感謝の気持ちを再確認する日です。 開発途上国には、何百万人ものHIV/エイズと共に生きる、あるいはそのリスクを持つ母親たちがいます。しかしながら、多くの人々は、必要なケアや治療はおろか、HIV検査も受けていません。妊婦さんが検診や治療を受けていないことが、もう一つの問題を引き起こしています。赤ちゃんへのHIV感染リスクが高まっているのです。お母さんがたのみならず、子どもたちの命を守るために、妊婦のHIV感染検査と、母親と赤ちゃん双方へのケアと治療はなくてはならないものなのです。

毎日、HIVに感染した赤ちゃんが生まれています。赤ちゃんは、子宮の中にいる間に、あるいは出産時に産道で感染してしまうのです。ユニセフは「母の日」の10日、簡易に防ぐ方法があるにも関わらず、未だに世界各地で起きてしまっている、HIV母子感染問題の重要性を訴えます。

今、世界で起きていること
  • 2007年の1年間に、生まれながらにHIVに感染していた赤ちゃんは、全世界で約40万人と推定されています。
  • 毎日、1,400人の15歳未満の子どもたちがHIV/エイズに関連する病気で亡くなっています。
  • HIVに感染した赤ちゃんは、もし何らかの治療を受けなければ、2人に1人が2歳になる前に命を落とします。その3分の1は、1歳の誕生日を迎えることはありません。
  • HIVに感染している妊婦のわずか10パーセント未満しか母子感染予防の恩恵を受けていません。
  • 自分自身の健康のために治療を受けているHIV陽性の妊婦は、全体のわずか9パーセントに過ぎません。
  • わずか3.5米ドルの薬があれば、母子感染の確率は半減します。

・・・こうした現状を克服するため、ユニセフは2005年から「子どもとエイズ」世界キャンペーンを展開しています。ユニセフは皆さんの行動を求めています。世界中のお母さんと子どもたちの身の上に、日々悲劇が起きているのです。世界の最も貧しい国々で、最も弱い立場の子どもたちが生きる機会を失っています。

こうした悲劇の中で、希望の光も差しています。HIV母子感染を防ぐ方法は確立しています。妊娠中、出産時の治療、出産後の赤ちゃんへの治療によって、HIV母子感染を大幅に減らすことができることが分かっています。母子感染の確率を半減する薬の費用は、わずか3.5米ドルに過ぎません。

世界中のお母さんのために

皆さんも何かできることから始めてみませんか。母の日に、例えば、ユニセフ支援ギフトのプレゼントはいかがでしょうか?

ユニセフ支援ギフト>HIV/エイズ簡易診断キット
(1セット=100回分)1セット ¥12,500

お母さんと子どもに対して、早期にHIV感染検査ができます。1セットで100回分のテストが行えます。早期発見・治療は母子感染を防ぐ第一歩となり、子どもの健やかな成長の支えとなります。

エイズは大人だけの問題じゃない・・・世界中の子どもたちをとりまくHIV/エイズの問題。
是非、その現状を知ってください。

「子どもとエイズ」世界キャンペーン特設サイトはこちらから »

「子どもとエイズ」世界キャンペーン

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