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ユニセフ・ミャンマーサイクロン報告会
「緊急援助から復興支援へ」
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© UNICEF/Myanmar /2008/Thame |
文房具などの入った通学かばんを受け取る子どもたち |
ユニセフは、被災した2740校の60パーセント近くに、学校用具、教育用教材などを提供。この支援により学校閉鎖の期間が最小限に抑えられ、31万5000人の子どもたちが小学校に再び通うことができるようになりました。
また80パーセントの基礎保健施設の活動を再開させることができ、妊産婦および新生児・子どもの保健サービスを復興させるに至りました。
その支援活動について、この度ユニセフ・ミャンマー事務所で保健・栄養部長として活躍する日本人医師・國井修氏が一時帰国し、これまでの活動報告を行います。
皆さまとともに続けるミャンマーへの支援。これまでの活動を報告いたしますとともに、今後の課題をともに考える機会にしたいと考えております。ご参加を心よりお待ちしております。
〜 國井氏からのメッセージ 〜
© UNICEF/Myanmar /2008/Myo Thame |
ユニセフの支援する仮設保健クリニック(エーヤワーディ地域ラブッタ郡区) |
「サイクロンから1年。自ら経験したあの地獄のような夜、そして高潮に見舞われたデルタ地帯で見た悲惨な光景は一生忘れられないと思います。どこに誰が住んでいて、その中に生存者はいるのか、どこに村があり、その中に壊滅していない村があるのか。正確な地図も人口情報もない中、縦横無尽に入り乱れる大小の川を舟で何時間も、時には1日以上、上ったり下ったりしながら支援をはじめた時は、この緊急援助に終わりはあるのだろうかと思いました。それでも、日本の皆様から頂いたご寄付により、この1年間で、多くの子どもやお母さんの命を救い、希望を与え、笑顔を取り戻すことができました。皆様への感謝を胸に、この1年間を振り返り、サイクロン災害がもたらしたもの、緊急支援でなしえたこと、被災地の今後の展望についてお話ししたいと思います。」
当協会では、本年5月までに、ミャンマーの子どもたちのためにお寄せいただいた743万ドル(約7億6500万円)の支援金を拠出することができました。皆さまの貴重なご支援に、この場を借りて改めて心より感謝申し上げます。
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ユニセフ・ミャンマーサイクロン報告会 「緊急援助から復興支援へ」 〜日本人保健・栄養チーフによるこれまでの活動報告〜 | ||
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■報 告 者: | 國井修 ユニセフ・ミャンマー事務所 保健・栄養部長 | |
■開催日時: | 7月15日(水)午後6時半〜8時 | |
■定 員: | 先着100名 | |
■参 加 費: | 無料 | |
■会 場: | ユニセフハウス 1F橋本記念ホール 〒108-8607 東京都港区高輪4−6−12 ユニセフハウス JR品川駅および都営浅草線高輪台駅より徒歩7分 |
國井 修(くにい おさむ)
ユニセフ・ミャンマー事務所 保健・栄養部長
1988年自治医科大学卒業。公衆衛生学修士(ハーバード大学)、医学博士(東京大学)。国立国際医療センター国際医療協力局、東京大学国際地域保健学講師、外務省調査計画課長補佐を経て、2005年長崎大学熱帯医学研究所・熱帯感染症研究センター国際保健学教授。2006年より、ユニセフ保健戦略上級アドバイザー。2007年6月より、予防接種事業、マラリア対策、下痢・呼吸器感染症対策、栄養対策、HIV/AIDS対策などの母子保健対策に従事。現在ユニセフ・ミャンマー事務所 保健・栄養部長。JICA国際緊急援助及びNGOを通じた災害援助、JICAの技術協力プロジェクトなど、世界100カ国で活動。
■お申込方法
参加ご希望の方は、以下の必要事項を明記の上、E-mailかFAXにてお申込ください。
受付を完了しました方から、順次ご案内をお送りいたします。
申込〆切:2009年7月13日(月)
※当日でもお席があればご参加いただけます。
・お名前
・参加人数
・ご所属・団体(できればお願いいたします)
・電話・FAX
・E-mail
・ミャンマー報告会で知りたいこと
※ 受付完了のご案内をメールでお送りいたします。メールの場合、タイトルに「ユニセフ報告会」とご明記ください。
■お問い合わせ先
日本ユニセフ協会 広報室
TEL:03−5789−2016
FAX:03−5789−2036
E-mail:jcuinfo@unicef.or.jp