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財団法人日本ユニセフ協会
 



シリア緊急募金第88報
包囲が続くホムス旧市街
子ども1150人分の支援物資を待機中

【2014年1月28日 ダマスカス発】

© UNICEF/NYHQ2013-0205/Morooka
ホムスの避難所で、検診を受ける幼児(2013年4月撮影)人道支援が入れる状態であった包囲前、ユニセフは避難所を日常的に訪問して医療支援や子どもの栄養状態を確認している2つの保健チームを支援していました。

数カ月以上にわたり、包囲されているホムス旧市街。一部住民の避難が合意され、7日早朝から退避が認められることになりました。

避難に向けての交渉が進む中、ユニセフは、子どもたちのためにワクチンやほかの医薬品を準備していました。

ユニセフの広報官マリキシ・メルカドは、ユニセフは用意している支援物資リストを政府の承認を得るために提出していると説明。リストには、緊急医療キットやコレラキット、石けん、衛生用品、浄水に必要な資材、経口補水塩、乳児のための冬用衣類、ポリオ・ワクチンが含まれています。

これらの物資は、ホムス旧市街から10キロ離れた場所にあるユニセフの倉庫に備蓄されており、人道支援が行えるようになり次第、直ちに搬入することになっています。

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