
“トイレが子どもの命を左右する”
2008年は国際衛生年(International Year of Sanitation)
連続シンポジウム・セミナー開催(2月22日、3月6日、3月19日)のお知らせ
【2008年2月12日 東京発】
世界では、適正な衛生施設(トイレ)がなく、「手洗い」などの適切な衛生観念や習慣が普及していないために、毎日何千という女性や子どもが下痢性疾患などの予防可能な病気で命を落としています。世界の人口の4割にあたる約26億人(うち子どもは9億8000万人)がおかれているこうした状況への関心を高め、国際社会が直面する衛生に関する開発課題を克服するため、国連は、今年(2008年)を「国際衛生年(International Year of Sanitation)」に定めました。
2月22日〜3月22日は「国際衛生月間」
国連機関の中で、特に「水と衛生」の分野でリーダー的役割を果たすユニセフ。日本ユニセフ協会とユニセフ東京事務所は、この国際衛生年を記念して、国内外でトイレ環境の改善に取り組む日本トイレ協会と共同で、2月22日から3月22日の「水と衛生の日」までの1ヶ月を「国際衛生月間」として位置づけ、連続3回のシンポジウム&セミナーを開催。日本国内であまり認知されていない、衛生問題(=子どもの命を左右するトイレ問題)の現状と課題を広く周知し、官民一体の支援を訴えます。
参加申し込み方法などが各シンポジウム&セミナーで異なりますので、ご注意ください
【第1弾】
2008年は国連の定めた国際衛生年です。その中で、取り組まれるべき鍵となる水と衛生問題が何であり、また、日本は世界の水と衛生問題に対してどんな役割を担うべきでしょうか?
今年、日本にて第4回アフリカ開発会議とG8北海道洞爺湖サミットが開催されることを受け、国連児童基金、日本水フォーラム、国連開発計画、そして世界銀行は、この問題に関する見解を共有し、アジアとアフリカへの行動について論議するために専門家を招き、シンポジウムを開催する運びとなりました。
高村正彦外務大臣は、「水と衛生」の問題についてスピーチを行う予定です。
ラビ・ナラヤナン氏(アジア・太平洋水フォーラム副議長)とバネッサ・トビン氏(国連児童基金プログラム担当副部長)が、アジアとアフリカにおける水と衛生における目標と課題について、気候変動の観点も含めて、講演を行います。
パネル・ディスカッションでは、橋本和司氏(国際協力銀行専任審議役)や 吉沢直大氏(ダノンウォーターズオブジャパン株式会社1L for 10L プログラムプロジェクトリーダー)を迎えて議論を行い、引き続き、質疑応答セッションを予定しています。
* 同時通訳有
参加お申込み方法 |
下記必要事項を、電子メール(tokyo@unicef.org)、もしくは
ファックス(03-5467-4437)でお送りください。 |
締切: 2月21日(木) |
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お問い合せ先 |
* 国連児童基金(ユニセフ)東京事務所 広報官 仲川美穂子 |
TEL:03-5467-4431 |
* 日本水フォーラム 担当 Sophia Sandstrom/山口範子 |
TEL:03-5212-1645 |
【第2弾】
トイレ・衛生改善は、下痢症等の予防、乳幼児死亡率低下、健康増進、水汲み労働
からの解放につながるにも関わらず、これまでないがしろにされてきました。そこ
で、本ワークショップでは、トイレ改善の緊急性を改めて確認し、関連団体と連
携・協力しながらトイレ支援活動を推進する必要性をアピールしたいと考えており
ます。また、トイレ改善は、設備的な支援だけでなく、トイレを適切に維持管理す
るための人材育成やトイレを正しく使える人づくりも大切です。今回は、地域保健
の起点になりうる学校を中心に、トイレ支援のあり方や行動指針について討議します。
■内容
小林光氏(環境省官房長)から環境と衛生の改善に向けた国際貢献について応援
メッセージを頂きます。バネッサ・トビン氏(国連児童基金プログラム担当副部
長)による「トイレ支援が子どもの命を守る!」というビデオメッセージが放映さ
れます。講演は、神馬征峰氏(東京大学大学院国際地域保健学教授)より、「包括
的な学校保健活動でのトイレ導入シナリオ」について、また山本敬子氏(国際協力
機構専門員)からは、「給水支援で見えてくるトイレ改善の必要性」を予定してお
ります。講演のあとには、日本トイレ協会から「ベトナムでのトイレ・衛生事業の
実施報告」を行い、最後のパネル・ディスカッションでは、「学校トイレ・衛生改
善のあり方を考える」〜トイレから、『水・教育・保健』をつなぐ効果的支援プロ
グラムの作成を目指す〜と題して、関連団体と討議を予定しています。
※プログラムの詳細は本ホームページなどで改めてお知らせする予定です。
※本セミナーは、日本トイレ協会主催「第3回国際トイレワークショップ」として位置づけられています。
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【第3弾】
昨年、ユニセフと1L for 10Lプログラムを成功させたダノンウォーターズオブジャパン株式会社と、日本トイレ協会とともに「トイレ出前教室」で、日本の子どもたちへの衛生教育を支援する王子ネピア株式会社の代表を迎え、水と衛生分野における、公益団体と企業の実践的パートナーシップを紹介し、日本の企業の皆様に、今後の取り組みに向けた検討材料を提供します。
※プログラムの詳細は本ホームページなどで改めてお知らせいたします。
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