【2005年8月29日】
■ ロシア：ベスランの悲劇から1年　続く支援

テロリストが学校を占拠し、多くの子どもたちを含む338人もの犠牲者が出たベスランの悲劇から1年。依然、子どもたちの心の傷は深く、ケアのための支援が続いています。町や近郊にはリハビリセンターが設けられました。そこでは、写真や絵画を通じたワークショップ、カウンセリング等が行われ、子どもたちは恐怖の体験を乗り越えようとしています。「子どもたちは、おとなも自分達を守ることができないという不信から立ち直ることが大切です」（リハビリセンターの心理療法士）今、ベスランを訪れる誰もが、町中が子どもへの愛であふれていることに心打たれるといいます。必死の思いで立ち直ろうとしている町への支援が続きます。

• フォトワークショップでの子どもたちの写真（スライドショー）
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