【2005年11月29日】
■ パレスチナ自治区：遊びの中に平穏を〜暴力の中で暮らす子どもたちのケア

「すごくうれしい！遊んだりすることはあんまりないから」ヨルダン川西岸の街で暮らすファレ・ダナ君（9歳）は話します。パレスチナ自治区で暮らす子どもたちは絶えず暴力やストレスにさらされています。ユニセフはここで、子どもたちの心のケアに取り組んでいます。簡単な遊びでも子どもたちには滅多にない機会です。ゲームや自己表現、同年代の子どもたちとの話し合いや支え合いを通じて、子どもたちが暴力あふれる暮らしに対処する手助けをします。2005年1月以来、23032人の子どもたちがこうした活動に参加しました。ユニセフは、さらに、親や家族のためのワークショップを開いて家庭内暴力の防止に取り組むなど、活動の幅を広げています。

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