

2006年3月
【2006年3月20日】
■ サントメプリンシペ:月夜は映画館!ユニセフ移動映画車がマラリア予防に一役 |
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映画を見にきた人々と子どもたち |
映画の始まりを音楽が知らせます。電気を消す必要はありません。月夜がそのまま映画館になります。村々をまわるユニセフの移動映画車はどこでも大歓迎。この国に映画館はたったひとつ。移動映画上映は人びとの大切な娯楽であると同時に、命を守る大事な情報を得る機会になっています。人気の映画に続いて、マラリア、コレラ、HIV/エイズなどの予防方法を知らせる短い映画が流れます。映画の後は質問コーナー。観客はより深く問題を話し合います。
住民1万人に対し464人がマラリアにかかり、死亡率が14.8%にのぼるサントメプリンシペ。亡くなる人の半分は5歳未満の子どもたちです。蚊帳の中で眠ればマラリアの多くは防げます。大切なことを知ってさえいれば守れる命。移動映画館は今日も活躍しています。
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