

2006年8月
【2006年8月16日】
■バングラデシュ:女の子に教育のとびらが開かれる |
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女子の就学率が高い小学校の授業風景。 |
「勉強して、仕事をして、お父さんとお母さんを助けたいの」と話すのは5年生のモジナちゃん。貧しい人が多く暮らすナルシンディ郊外。小さな掘っ立て小屋が密集する、経済的に苦しい地域です。最近、こうした地域でも教育が広まりを見せています。テレビアニメやイベントを通して男女平等の意識を高める、質の高い教育を広める…ユニセフは政府と連携し地道な努力を続けてきました。今では、学校に通う機会を奪われがちだった女子が男子の就学率を上回るところまで出てきています。とはいえ、貧困が子どもたちの教育の機会を奪うケースはいまだに多く、経済的な理由から子どもを退学させ、結婚させる親も少なくありません。不利な状況にある少数民族や貧困地域の子どもたちの就学がこれからの大きな課題です。ユニセフの支援により、現状をより正確に把握する大規模な調査活動も実施されています。 |
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