

2006年8月
【2006年8月21日】
■インドネシア:労働から学校へ…コミュニティに根付く取り組みを |
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ジャワ島東部の小学生たち。 |
インドネシアでは、10〜14歳の150万人が児童労働に携わっています。ユニセフは、こうした子どもたちの教育の機会を確保するため、コミュニティや経営者に「子どもの権利」を理解してもらおうと、ラジオや集会を通して訴えています。働いている子どもたちを学校に戻すためには、コミュニティとの連携が欠かせません。労働を強いられていたシジット君が学校へ戻ることができたのも校長先生と村長さんがシジットのお父さんと話してくれたおかげでした。「今も父さんの仕事を手伝っているよ。だって家族を助けたいから。でも今は勉強もできるし、遊ぶ時間もあるんだ。」学校にも働いていた子どもたちを受け入れる準備が必要です。多くの場合、働いていた子どもたちは年下の子どもたちのクラスに入ります。学習環境に適応できるよう一人一人のニーズに応えることが必要、とユニセフ教育担当官のエリック・ベンゼン氏は話します。 |
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